ぷろまね裏通り - PMO運営/プロジェクト管理の事例から学ぶ

PMO運営のコツってなに?プロジェクトマネジメント、プロジェクト管理とは何か?ユーザー企業システム部門の役割とは?グローバルプロジェクトのコツは何か?を考えるブログ。ベンダー側、ユーザー企業双方のPMのヒントになる知恵を蓄積し、気づきを提供します。そしてPMの海外出張までサポート。資格もいいけど現場知識を習得しよう。

PMOとは何?

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どうもRedgrayですコンバンワ。

 

プロジェクトマネジメントの課題事例を考察して、現場で使えるプロマネ小技集を積み上げていく「PM裏通り」にようこそ。
本ブログを「PMO、プロジェクトマネージャ」の指南書にすべく書き連ねていこうと思います。

 

今日のテーマは「PMOって何?」

 

いろいろ難しく書いてあるサイトが多いですが、現場目線で簡単に説明しようと思います。

 

 

PMOとは

プロジェクトマネジメントオフィスの略称。

そんなことは知っているって?

 

PMOとはプロジェクトマネジメントをするチーム

 

簡単に言うと、

以前はPM一人でやっていたプロジェクトマネジメントの仕事が多くて大変だから、チームでやりましょう、

ってだけです。

 

まずここまで漠然としたイメージを持ってもらったらOKです。

 

次にPM、PMOの仕事を分解してみてみましょう。

 

PM、PMOの仕事を2分類して考えてみる

PM、PMOでやるべき仕事は、

・上を見てやる仕事

・下を見てやる仕事

の2種類に分解できます。

 

ここで言う「上」「下」はプロジェクト体制上のヒエラルキー(上下階層)のこと。

 

上を見てやる仕事=自ら報告するタイプの仕事

・部長や本部長、顧客などマネジメントへの進捗報告、重要課題報告

(顧客は上でも下でもなく「横」とも言えるけど、一旦「上」に定義)

・プロジェクト予算消化状況、追加費用の報告

・スコープ縮小(開発機能縮小)の要請

・上記のための”説得力のある”資料作成

  など。

 

下を見てやる仕事=意見を聞いて判断するタイプの仕事

・チームリーダーへの進捗確認、ヒアリング

・課題吸い上げと解決のための支援(方針決定、別チームへの指示など)

・マネジメントに正式承認されたスコープ変更のプロジェクトメンバー全体への案内

・プロジェクトにおける(開発環境停止などの)イベントの案内

 など。

 

ここで挙げたのはごくごく一部です。PMBOKの10の知識エリアで考えたら仕事はいろいろ出てくると思いますが、それらも別の観点としては「上を見てやる仕事」「下を見てやる仕事」に分類できます。(上にも下にも両方に入るPMBOKの領域の仕事はたくさんあります。)

 

プロジェクトが小さければ、一人のプロジェクトマネージャという人がいて、彼または彼女が一人で全てをやっていました。

 

でも上記を見ればわかる様に、全てのタスクをPM1人で全てやっていると、スピードがとても遅いプロジェクトにになってしまいます。

 

進捗報告を1週間ごとに行うことすら大変になり、隔週、月次報告となってしまいます。それではプロジェクトの質も落ちるし、スピード感が遅いので、「チームでPMの仕事を行うことで、プロジェクトのスピードを上げよう」=PMO設立 となるのです。

 

プロジェクトに対して世の中の求めるスピードが早くなったことから、PMOの設立が謳われる様になった、と私は解釈しています。

 

言い換えると、小さいプロジェクト、人数やステークホルダーが少なく複雑性が小さいプロジェクト、ゆっくりやっても良いプロジェクトであれば、一人PMでこなすことも可能とも言えます。

 

もっとPMOを掘り下げると「参謀型」「実行部隊型」「ルール型」といった風に分類できるけど、今日はざっくりとした「PMOとは何?」でした。

 

PMOって実は昔からある

まぁ、きちんとPMOと呼んでいなかっただけで、昔から似た様なことはやっていましたけどね。統括チームとか、管理チームとか、呼び方が違っただけですね。

 

近年は「PMO」って新しい言葉で言われるから、「おまえPMOやれ」って言われた担当者はみんな「PMOってなんだなんんだ??」ってなってしまっているだけの様に感じます。

 

それでは今日はこの辺で。

 

 

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