【コミュニケーション】君は日本語を正しく使っているか?
どうもこんばんわ、Redgrayです。
プロジェクトマネジメントの課題事例を考察して、現場で使えるプロマネ小技集を積み上げていく「PM裏通り」にようこそ。
本ブログを「PMO、プロジェクトマネージャ」の指南書にすべく書き連ねていこうと思います。
今日はプロマネネタというよりは、もっと一般的に色々なシーンで使えるコミュニケーションネタです。
みなさんは日本語を正しく使っていると自信を持って言えますか?
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無意識に使うダメ日本語
先日この様なシーンに遭遇しました。
発言者:ユーザー企業側情報システム部門の40代リーダークラス
状況:委託先ベンダーに指示を出しているシーン
また、社内のマネージャークラスに説明をしているシーン
その時に、前述の「40代リーダークラス」は下記の様な説明をしていました。少しだけ、フィクションとして書き直していますが、ほぼこんな感じです。
「この問題はもう一度、小規模なテストを実施したほうが良いと思いますけど。」
「サーバーの監視設定がきちんと設定されていなかったので。アプリケーションのデプロイテストはJenkinsでやります。」
みなさん、この様な話、報告を聞いて、どの様に思いますか?わかりますか??
何がダメなのでしょうか。1つずつ見ていきましょう。
話が「です」「ます」で終わっていないが、本人は終わったつもりになっている
私ならこう思います。(話を聞いて、実際にこの様に思いました。)
40代リーダー:「この問題はもう一度、小規模なテストを実施したほうが良いと思いますけど。」
私:(けど、何? 話まだ続くのだろうな。)
・・・・
え?話は終わり??
本人は「ですけど。」って何気なく話をおわっているのですが、普通の日本語がわかる日本人であれば、「けど」で終わればまだ逆説で話は続くと思いますよね。
結構、こういう人います。「けど。」で話が終わっちゃう人。
文章の「つなぎ」が下手くそ
40代リーダー: 「サーバーの監視設定がきちんと設定されていなかったので。アプリケーションのデプロイテストはJenkinsでやります。」
私:なんだか、話が飛びすぎていてよくわからないんだけど?
このパターンで日本語がうまく使えない人はちょっとややこしいです。理由は、問題の原因が2種類あるためです。
原因1種類目:本人は、二つの話をしようとしている可能性があります。正しくはこうなります。
「サーバーの監視設定がきちんと設定されていなかったのです。また、アプリケーションのデプロイテストはJenkinsでやります。」
これは2つの話をしていますね。文章のつなぎをちょっと補足するだけで、聞いている方は大変わかりやすく理解できます。接続詞を正しく使おうということです。
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原因2種類目:もう1つのダメパターンとしては、「あいだ」の説明がなされていないから話が飛んでいる場合です。正しくはこうなります。
「サーバーの監視設定がきちんと設定されていませんでした。ですので、監視設定をON にする設定変更と、アプリケーションのデプロイテストはどちらともJenkinsで制御してやります。」
文章を「つなげる」説明が下手クソだから、聞いている方はストーリーが「スッ」と頭に入ってこないのですよね。
まぁこの様なダメパターンの説明を聞いていても、言いたいことは何となく想像つくこともあるのですが、その「想像して正しい文書を補正すること」に自分の頭を使いたくないのですよね。議論をしていても余計なことに脳を使ってしまいます。
やはり、話をする方が、正しく日本語を使うべきです。当たり前ですが。
でも、無意識にこの様な説明をしている人は割と見かけます。しかも本人は気がついていない。40歳にもになると誰も教えてくれないので、もうこのまま治らないです。。。
若いうちから気をつけて日本語を使うことを心がけましょう。既に年をくっている人は、みなさん自分で気を付けましょう。
それでは今日はこの辺で。
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