使えないパーティキャラは「入れ替え」るべし:体制
どうもこんばんわredgrayです。
プロジェクトマネジメントの課題事例を考察して、現場で使えるプロマネ小技集を積み上げていく「PM裏通り」にようこそ。
本ブログを「PMO、プロジェクトマネージャ」の指南書にすべく書き連ねていこうと思います。
といつも書き出していたけど、ブログのコンセプトをプロマネにするかどうか再検討中。。。書きたいことではあるんだけど、SEOを考慮すると他のコンセプトもありだなと思ってきた次第。
とは言え、ひとまずこのままのタイトルで進みます。数ヶ月後に別のタイトルのブログサイトになっているかもw
今日のお話は、パーティに使えないメンバーが居た時の話。ドラクエの遊び人は使えませんが、楽しませてくれるし、将来賢者になる有望株。遊び人であれば良いのですが。。。
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委託先からはいろいろな人がやってくる。ダメな人も。。
ユーザー企業から請負解約ではなく、
準委任契約で発注を出した場合や、
ベンダーの立場で、
二次請け、三次請けベンダーに発注を出した場合、
別の会社から人がやってきます。
そんな時に「あるある」なのが、パフォーマンスの出ない、ダメな人、ポンコツがやって来た、というシチュエーション。ひどい言葉ですが、わかりやすく書くために使ってます。redgrayも日常では口にしませんよ。
どうしてもそういう人が来る事あるよ。世の中には色んな人がいるのだから仕方がない。
そういう「ダメくん」にも良いところもある(ハズ)。「凄く優しい」とか。「料理が上手い」とか。「足が早い」とか。
たまたまあなたのチームでパフォーマンスが出せなかっただけ。
だけどあなたのチームで足を引っ張られる事もある…。
さぁこんな時、貴方ならどうする?
コマンド 「入れ替え」を使えるか。
馬車にいる仲間と容赦なく入れ替えができますか?(馬車なら戦わなくても経験値が貯まるからまだマシなのですが。。。)
ここではユーザー企業の立場に例えて書きます。
一人月200万とか、300万払って外部委託していたとして、きてくれた人にその価値がないなぁと心では思っている。
「かわいそうかな」、
なんて優しさは一切無用です。
多くの人は会社の予算で発注してるでしょう。
その「ダメくん」に200万円の価値がないとしてもそれは会社のお金。
それがあなた自身のお金だと思ったらどうですか?
200万も出せるか!って気持ちになると思う。
あなたが社長で、自分の会社のお金だと思っても、同じ気持ちになると思う。
言いたいことは、「だめだなこの人」と思ったら、躊躇は無用。
我慢して委託し続けたとして、苦労するのはあなた自身。
あなたの担当している仕事がうまく行かなかったら、あなたの会社でのボーナスが減る、評価が下がる。
このことをきちんと理解しておく必要があるよ。
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「入れ替え」を伝えるには明確な理由がいる
委託先に「この人だめだから、変えてください」と言う時に、必ず必要なのがその理由と事実に基づく物的証拠。
委託先の営業に「変更はわかりました、でも何で変更なんですか?」
と問われた時に納得のいく理由が必要です。
「好きじゃない」とかはダメw。
具体的な理由を説明することが必要です。
「この設計書の作成を委託していたが、内容が全くダメ。具体的には、こことここ、全部で94箇所修正指示を出した。本当にベンダーのエンジニアですか。」
とか。
「会議中に何度言っても議事録を取らない。5回も同じ指摘をした。」
とか。
「会議中に寝る」
とかw。私なら速攻で「入れ替え」ますね。
以前「不潔だから変えてほしい」という事例も聞いたことあったな。。
エンジニアの世界ではいますね。際立った能力を持っているけど、ちょっとだけ不潔な人。私ならパーティに入れますw
馬車の仲間の「入れ替え」が使えるのは勇者であるあなただけ。
「チェンジ」って言える権利を持つのは「あなただけ」ではないですか?もしそうなら、自分がそういう立場である事を自覚する必要があるよ。
上司も「あの委託先の人変えたら?」なんて言わないだろうし、
あなたの部下も「先輩、あいつだめだから変えたほうがいいんではないですか?」なんてなかなか言わないだろう。部下がそう言ったとしても、最後に決めることができるのは「あなただけ」。
あなが自身が、決定できる立場であるかどうかをよく考えて、そうであれば自覚しよう。
そうすると「入れ替え」に躊躇なんて無用であることがわかるはず。
つい先日もredgrayが参加するプロジェクトで、委託先の人に文句を言いながら、しかもダメさ加減が度を越しているのに、我慢しながら委託し続けてる人を見たので、書いてみたよ。
自分の立場、自分にしか決定できない事を、自覚しよう。
勇者には、パーティの「人を見る目」が必要
そして、勇者であるあなたに求められるのは「人を見る目」。
あなたに「人を見る目」つまり、パーティのメンバーが「できる人」か、「できない人」か、を判断する「目」をあなた自身が持っていないと、この「入れ替え」の判断はできないです。
言い換えると、あなたのレベルに合わせて委託先の人はやってくるものです。
(気前の良い予算を持っていたら別。)
育成目的の場合は別なので注意
ただし、育成が目的の場合は別。「ダメくん」でも我慢して使いましょう。委託先であれば、「育成目的」ということはそうそうないと思うけど。
また委託先ではなく、自社の後輩である場合も同様で、我慢して育成しましょう。